と、しらけて終わったので、次に読んだ京極夏彦の「今昔続百鬼−雲」は天と地の差!月とスッポン!神です!

最初から最後まで、徹頭徹尾面白かったです!ドラえもんの道具で、ふりかけるとどんな本でも、タウンページでも面白く読めちゃう粉がかけられてるみたいに面白い!
普通物語の佳境に入るまで、とか説明的な場面、とか単調でただ文字を目で追うような箇所があるものなのに、それがないんですよ!妖怪の謎解きや神社やお寺の話が魅力的でした。頭悪いので神様の名前とか覚えきれないのですが好きなんです。
そのままでも面白いのですが、最後の話に京極堂が出てきたのはやっぱり嬉しかったですね。京極堂が出てきただけでキャー!となってしまいますvvv大好きです(*´∀`)vvv

同じ講談社文庫、共通点は妖怪
なんでこんなに違うのか…
簡単なのに分かり辛い
難しいけど分かり易い
筆者の力量がまざまざと出たという感じです。