映画『魍魎の匣』感想(ネタバレ有)

ようやく見て来ました。原作再読して完璧☆
と思ったら、原作のイメージ強過ぎて、読まないで行った方が良かったかもです。細かくココが違う!!が気になって(−−;
映画だし全体的に違うので、別物として見なくちゃとは思うのですけど、どーも(^^;


ではネタバレ始まります。


いきなり榎さん敗走。なんか、国は負けたけど、榎さんは格好良くて凛々しい将校さんでいて欲しかったです。一人で逃げてる榎さん、ちょっと。
加菜子の誘拐ありきの事件だった筈が、この頃にすでに久保が!?
というかクドカン!?増岡役の大沢のが久保っぽい!増岡格好良い!!けど、出番少なかった!!
で、指の話無かったら手袋の意味ないじゃん!?季節的に手袋でも違和感無さそうだったけど。黒い手袋もしてたし。
椎名桔平好きだ!!でも服装もピシっとしていて、やけに喋って猿君ぽくない!!でも格好良かった!!あのキャラも良い!かも。
「木場の旦那は僕には優しいから、あ、でも最近冷たいウンタラカンタラ…」
ノロケてんの関口君んんーーー!!??
阿部寛は背が高くて、足が長くて格好良いですね!!姑獲鳥の時よりビシっとしていて良かったなvvv西洋人形の榎さんとは勿論別物です。依頼人の話を割りと聞くしw
青木も格好良かった!コケシじゃない!!
で、木場の役割を榎さんや青木をやってたのは何故!?ある意味木場の物語の筈なのに、出番削ってこんな事になって…。
鳥ちゃんはシベリアンハスキーみたいな精悍な顔!ってイメージが強かったので、別物!と思っても慣れなかったです(−−;
敦っちゃんが壊れたー(ノД`);
「悪党御用じゃ!」はーーーー!!??なんでないのー!!
ウホ(字調べるのめんどい)してる京極の動きが可愛かったです。
ラストでぶら下がった京極を関君が助けようとしてるシーンは、イチャイチャしてるようにしかみえませんでした!!何やってるの!!もう!!(腐)
しかし、当時は中野にあんな鬱蒼とした場所があったのでしょうか!?(武蔵野晴明神社
街中で流れていた「上海帰りのリル」は親父の十八番です(´Д`)いや、親父確かに生まれてる筈だけど…。ちょっと笑えました。
道にMPが居る風景とか良かったです。
結局加菜子誘拐未遂事件も加菜子誘拐事件も無かったという事実!!
何故あんな未来的な装置のか…。作中の時代背景とあってないような。映画的な視覚効果としてもなんとも。映画的なといえば、京極が電気にビリっとなるCGもなんだかなー。
私的クライマックスは、頼子が榎さんに発見されるシーンです。
机の上の腕と、ボトっと落ちる頼子がグっ。芋虫ぽい感じが気持ち悪くて良いですね。
ところで久保が、そんな前から美馬坂の弟子だったら、無理矢理切ってもダメって分からなかったのかな〜??切り方上達してる筈の頼子の腕の切り口は酷かった。気持ち悪さは出ていた。
雪ちゃんは一人で流鏑馬見に行ったのかな〜。まぁ原作読んでなかったら、いきなり伊佐間屋出て来ても分かんないだろうけど。そんな事言ったら、雪ちゃんもいきなりか??
エンドロールの主題歌東京事変「金魚の箱」好きでしたvvv
あ〜、戦後の日本て中国みたいだなぁ・・・と思ったら、ロケ地中国なんですね、納得。
なんか色んなエピソードがカットされまくりだったのが残念でした(−−;